輪行袋には、前輪を外すだけで、後輪は外さなくてもすっぽり自転車を収納することができるものもあります。つまり、袋が大きいのです。こうした輪行袋は、準備作業に要する時間や手間を省くことができますので、輪行に慣れないうちは重宝します。私が初めて購入した輪行袋も、こうした大きな輪行袋でした。けれども、結局その輪行袋は数回しか使いませんでした。なぜなら、車内での置き場所に大変困り、ほかの乗客に迷惑をかけてしまうからです。
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デッナがある特急の場合や、3列シートがある新幹線であれば置く場所もあるのですが……。入れていたのがマウンテンバイクだったため、その重さも印象を悪くしました。もっとも、ランドナー用には今も大きな輪行袋を使っています。ランドナーのように金属製のマッドガードを装備した自転車は、後輪を外すのが非常に面倒なのです(これを回避するためには分割式のマッドガードが必要ですが、それでも手間はかかります)。ただし、たとえ後輪を外さなくても、ランドナーはクロスバイクやロードバイクよりも小さく収めることができます。ハンドルを引き抜き、車輪をフロントフォークごとフレーム本体から外してしまう、「ヘッド抜き輪行」と呼ばれる分解が可能だからです。