マテリアルリサイクルを繰り返していると、品質上、限界のくるものもあるので、その段階までくると、完全な二次公害対策を前提としたサーマルリサイクルを行うことを奨励すべきでしょう。たとえば、山の緑を伐採した木材は、原則としてまず家屋などの住構造材に使い、それを解体して排出した廃木材は紙パルプの原料にし、その紙は何度も古紙再生して使い、どうしても使えなくなった古紙や古紙かす(紙は一回再生するごとに約六分の一ずつ短繊維のかすになります)はサーマルリサイクルすることが望まれます。日本でそのようなルールが確立すれば、パルプ原料を含む輸入木材を半減することができ、世界の緑の保全に役立ちます。